社員の声
新しい挑戦を
後押ししてくれる
デザイナー伊比 佳晴
Q1:森傳を志望した理由と入社を決めた理由は何ですか
様々なことにチャレンジできる仕事環境というのが入社希望の決め手でした。前職ではニット生地メーカーで素材開発をしていましたが、森傳は商社として多種多様な素材を扱い開発し、空間コーディネートまで幅広くデザインに関わることできる可能性を感じたためです。
Q2:現在の仕事について教えてください
自動車インテリアのCMF(色、素材、仕上げ)に関わる企画デザインを担当しています。マーケット調査から企画開発した商品を客先へプレゼンテーションする受注活動が主な業務です。表皮材の場合、デザインした企画を生地にするためは、社外の協力メーカーと一緒に検討しモノ作りしていきますが、紙面で表現できても実際に製造できなければ商品にはなりません。テキスタイルデザイナーとして、糸、織編、加工を製造工程を理解したうえでデザインすることが求められる仕事です。
Q3:仕事のやりがい、または印象に残っている仕事は何ですか
新商品開発はどの案件も刺激があり やりがいがあります。平面だったデザインが技術者や職人の方々の手によって想像していたよりも良いものが生まれることが多々あります。自分だけでは完結できない、作ってみないとわからないといった不確定な要素がテキスタイルデザインの醍醐味だと思います。社内外のチームで思いを込めて作り上げた商品をお客様にお届けし、喜んで頂けることが次の開発へのモチベーションになっています。
Q4:挑戦していることや目標はなんですか
これまでは生地デザインのみでしたが、最近はデザインの対象を広げこれまでデザインしていなかった部品や加工工法へ挑戦しています。シートではキルトやデザインステッチの縫製、ほかの部品ではインパネ樹脂成形加飾、荷室まわりの部品などを手掛けています。今後の目標としては、個々の部品でなく自動車インテリア全体の空間デザインができるよう目指しています。
Q5:森傳の良いところは何ですか
新しいことに挑戦しようとしている人を後押ししてくれる環境です。特に最近は研究開発への取り組みに会社として力を入れており、一個人のアイディアでもやりたい気持ちがあれば、取り組みを進めることができます。若手でもベテランでも役職関係なくやりたい気持ちがあれば提案し挑戦することができます。そして当社はメーカーだけでなく商社でもありますので、自社製造だけでなく様々な素材を工法にとらわれることなく扱うことができます。デザイナーにとって、商社機能はやりたいデザインを実現できる有効なツールだと感じています。